目標はしっかり立てているのに、なぜか手元が1ミリも動かないことってありますよね。
「副業で月収100万円を稼ぐぞ」と決意してノートを開く。
目標期日をカレンダーに書き込んで、手帳に計画を立てていきます。
その瞬間はものすごく前進したような気がして、やる気に満ちあふれているはずです。
世間ではよく「動けないのは準備が足りないからだ」と言われます。
「確実に成功する道筋が見えてから動けばいい」という意見もあります。
でもそれは違います。
僕自身がまさにその「準備という名の罠」に完全にハマっていました。
月収100万円を目指すと決めた僕が、実際にPCの前で何をしていたか。
海外の成功事例ばかりを血眼になって追いかけていました。
成功事例を効率的に集める方法を考え、きれいにまとめるシートを作っていたんです。
毎日読むためのToDoリストを作り、通知の自動化まで組み込んでいました。
そして気づけば、「成功事例を読むこと」そのものが目的になっていました。
「ブログやnoteを書くぞ」と決めたのに、1記事も書いていません。
「アプリを作るぞ」と言いながら、コードを1行も書いていない状態でした。
「サービス開発をするぞ」と意気込んでも、具体的な内容は1つも完成していません。
画面の前で何時間もキーボードを叩き、ツールを触っていました。
本人は「ものすごく副業を頑張っている気」になっていたんです。
客観的な事実として、外の世界には何ひとつ差し出していません。
ネット上には1行の文字も、1個のファイルも存在していなかったんです。
準備をしている時間というのは、実はものすごく心地よいものです。
失敗するリスクが完全にゼロだからです。
スプレッドシートを整えたり、AIツールを連携させたりしている時間は安全です。
誰からも批判されませんし、前に進んでいる実感だけが得られます。
けれど誰にも見せていないということは、成功も失敗もしていないことと同じです。
何も差し出していない安全地帯に、ただ閉じこもっていただけでした。
そんなときに出会ったのが、『世界最強の商人 — オグ・マンディーノ(著)』でした。
この本を読んで学んだことがあります。
それは「種をまかなければ、実は育たない」ということでした。
当たり前すぎる話です。
成功事例を何十件シートにまとめようが、土に種を落とさなければ芽は出ません。
僕がやっていたのは、他人が育てた「出来上がった果実のリスト」を眺めていただけでした。
どれだけ果実のリストを眺めても、頭の中で目標を反芻しているに過ぎません。
実を収穫したいのであれば、自分の手で土に種をまくしかありません。
僕にとっての「種をまく」とは、成功事例を分析することではありません。
外の世界に向けて、具体的な行動を1つでも起こすことです。
- 月収100万円となるサービスアイデアを決めること
- ブログで状況を伝えること(ブログを書くこと)
- サービスの拡販方法を考えること
- Xで投稿すること
- Gumroadに登録すること
- 好みのブログに仕上げること
頭の中でどれだけ完璧なシミュレーションを重ねても、現実は1ミリも動きません。
まずは他人の果実のリストを閉じて、手元の土に小さな種を一粒落とすこと。
外の世界へ差し出して初めて、結果という果実が育ち始めます。
次は、あなたの番です。
頭の中で目標を反芻するのをやめ、種をまく(行動する)。